ハワイ・カウアイ島リトリート(1)地上の楽園 Lazy Farmer Ranchのツリーハウスで眠る。

ハワイ諸島最北端の直径50kmほどの島、カウアイ島。

2015年2月に訪れて以来、2回目の滞在は、
ハワイでのドルフィンスウィムリトリートの第一人者・野崎友璃香さん主催のリトリートプログラムに参加しました。

ホノルル空港から飛行機で40分ほどでカウアイ島東側のリフエ空港へ。
空港からさらに車で40分ほど北上して、今回のリトリートの滞在先のゲストハウス、”Lazy Farmer Ranch”に到着。

モロアアビーチを眺望する広大な丘陵の土地に、
10年以上かけてリサイクル品や廃材をつかってオーナーご夫妻が作り上げた手作りのゲストハウスです。

<フリーペーパー “Rakuenneeds “よりゲストハウス紹介記事です>

Rakuenneeds ウェブサイト
http://www.rakueneeds.com/index.html#cont1

フリーペーパー「Rakueneeds from KAUA’I アロハ・エ・コモ・マイ kauaiの旅をより楽しむために」全文はこちらから
http://www.rakueneeds.com/ebookkauai1/

Lazy Farmer Ranchウェブサイト
http://lazyfarmerranch.com/

(見るだけで楽園の気分になるので、ぜひチェックしてみて!)


食堂のラナイからの眺め

マザーツリーのある中庭。

ブランコにも乗ってみた!

いたるところにお花やフルーツが自生しています。

いくつかのお部屋がある中で、私は、ツリーハウスの個室を割り当ててもらいました。なんて贅沢!

バナナの木に囲まれています。

360度緑に囲まれたテラス。

窓はありません。虫除けの網があるだけ。オープンエアーです。
ベッドとソファーのみのシンプルなお部屋

カウアイ島入りした8月25日は、ちょうどハリケーンがハワイ付近を通過していたころ。
さらにハリケーン後も低気圧がやってきて、リトリート開始から雨、雨、雨、、、

水の洗礼を受けたようです。

ツリーハウスの屋根にはげしく打ちつける雨や、葉擦れの音を聞きながら、
風を感じ、水を感じ、木を感じ、深く深く眠りについた初日の夜でした。

そして翌朝。
目覚めたときに、何かが一新されている・・・!

身体だけでなく、身体を取り囲むオーラのようなものがあるとしたら、その部分まで。
溜まっていた澱やよどみが洗い流されて、水と緑のエネルギーで満たされているのがわかる。

長年悩まされている目と頬の充血や赤みが、すっきりとおさまってキレイになっていました。

たった一晩で、心身がこんなにも深いレベルで修復されるとは。
驚きとともに、納得もしたのです。

ああ、私たちの心身は、自分で思っている以上に環境に影響されているんだ。

そう。思っている以上に。

私たちが意識できるのは自分についてのほんのわずかな部分で、
大部分は無意識下で機能しているから。

どんな空気を吸って、どんな水を飲んで、どんな場所で眠るのか。

それによって私たちは元気にもなるし、病気にもなる。

人間の適応能力はすごいので、
環境にあわせて、どうにかこうにか機能してくれるのだけど。

知らず知らずのうちに処理しきれない、循環しきれないものを溜め込んでしまう。

日々蓄積していく疲労に気づくことすらなく、エネルギーが低下してしまう。

当然、心身のパフォーマンスも落ちていく。

本来の自分の力を発揮できていない状態になってしまう。

そんな自分を、「ダメだ」と責めたり、
「もっと頑張らなくては」と追い立てたり。

悲しいかな。なんて無駄な努力なんだろう。

人の状態は、環境に左右される。

そして、その環境に影響された自分が、自分の環境を創り出している。

いい環境に身を置けば、エネルギーの高い状態の自分になれる。
いい状態の自分でいられれば、いい環境を選んでいける。

逆もまたしかり。

悪循環にはまってしまったときに、その環境の中で頑張ろうとするのではなくて、
まずは環境を変えることに力を注ごう。

そのひとつの方法が、自然の中でのリトリートなんだと思う。

もちろん、日々の暮らしの本拠地を最善の環境にととのえるのがベストです。

でも都心に暮らしているだけで、すでに否応なくハンディを負っていることも確か。

半径100メートルに誰もいないゆったりとしたスペースで、
木々に囲まれて眠ることは難しい。

だから私は定期的に旅に出て、自然のなかに還る時間をとっているのだと思う。

ととのえよ。
身体と心とエネルギーを。
自身をとりまく環境を。

環境を所与のものとするな。
環境は自分で創り上げている。
と同時に、その環境に影響をされている。

与えられた状況を信じ、委ねることと、
環境に流され、囚われることは似て非なることだ。

今、自分が身をおいている環境は、
本当に自分にふさわしいものだろうか。

「めんどうくさい」に負けてはいけない。

環境を整え、身体と心をコンディショニングすることこそが、仕事だ。

それを投げ出すな。そのために行動をすることだ。

自分の寝起きする場所、
口にする食べ物や言葉、
身につける衣服。

大いなる流れの中で与えられた役割を果たしていくためには、
小さな日々の選択の積み重ねが土台となる。

ツリーハウスで寝泊まりしているときに、受け取ったメッセージです。

現地のオーガニックストアで素敵なノートを見つけて、
気づいたこと、inner voiceを書き取っています。

(次につづく)


<カウアイ島リトリート体験記>

(1)地上の楽園 Lazy Farmer Raunchのツリーハウスで眠る。(★この記事★)

(2)嵐の中でもホームにくつろげるAFPの効果

(3)念願のポリハレビーチ再訪、魂が天に還る聖地

(4)古代のエネルギーを感じる

(5)最終日の夜の小さなフェミニンサークル


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