ハワイ諸島最北端の直径50kmほどの島、カウアイ島。
2015年2月に訪れて以来、2回目の滞在は、
ハワイでのドルフィンスウィムリトリートの第一人者・野崎友璃香さん主催のリトリートプログラムに参加しました。
ホノルル空港から飛行機で40分ほどでカウアイ島東側のリフエ空港へ。
空港からさらに車で40分ほど北上して、今回のリトリートの滞在先のゲストハウス、”Lazy Farmer Ranch”に到着。
モロアアビーチを眺望する広大な丘陵の土地に、
10年以上かけてリサイクル品や廃材をつかってオーナーご夫妻が作り上げた手作りのゲストハウスです。
<フリーペーパー “Rakuenneeds “よりゲストハウス紹介記事です>
Rakuenneeds ウェブサイト
http://www.rakueneeds.com/index.html#cont1
フリーペーパー「Rakueneeds from KAUA’I アロハ・エ・コモ・マイ kauaiの旅をより楽しむために」全文はこちらから
http://www.rakueneeds.com/ebookkauai1/
Lazy Farmer Ranchウェブサイト
http://lazyfarmerranch.com/
(見るだけで楽園の気分になるので、ぜひチェックしてみて!)
食堂のラナイからの眺め
![](https://i2.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/ラナイ-700x933.jpg?resize=644%2C858&ssl=1)
マザーツリーのある中庭。
![](https://i2.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/PH_0393-700x467.jpg?resize=644%2C430&ssl=1)
ブランコにも乗ってみた!
![](https://i1.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/PH_0409-700x1050.jpg?resize=644%2C966&ssl=1)
いたるところにお花やフルーツが自生しています。
いくつかのお部屋がある中で、私は、ツリーハウスの個室を割り当ててもらいました。なんて贅沢!
![](https://i1.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/PH_1087-200x300.jpg?resize=200%2C300&ssl=1)
バナナの木に囲まれています。
![](https://i2.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/PH_1065-700x1050.jpg?resize=644%2C966&ssl=1)
360度緑に囲まれたテラス。
窓はありません。虫除けの網があるだけ。オープンエアーです。
ベッドとソファーのみのシンプルなお部屋
![](https://i2.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/treehauseソファ-225x300.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
カウアイ島入りした8月25日は、ちょうどハリケーンがハワイ付近を通過していたころ。
さらにハリケーン後も低気圧がやってきて、リトリート開始から雨、雨、雨、、、
水の洗礼を受けたようです。
ツリーハウスの屋根にはげしく打ちつける雨や、葉擦れの音を聞きながら、
風を感じ、水を感じ、木を感じ、深く深く眠りについた初日の夜でした。
そして翌朝。
目覚めたときに、何かが一新されている・・・!
身体だけでなく、身体を取り囲むオーラのようなものがあるとしたら、その部分まで。
溜まっていた澱やよどみが洗い流されて、水と緑のエネルギーで満たされているのがわかる。
長年悩まされている目と頬の充血や赤みが、すっきりとおさまってキレイになっていました。
たった一晩で、心身がこんなにも深いレベルで修復されるとは。
驚きとともに、納得もしたのです。
ああ、私たちの心身は、自分で思っている以上に環境に影響されているんだ。
そう。思っている以上に。
私たちが意識できるのは自分についてのほんのわずかな部分で、
大部分は無意識下で機能しているから。
どんな空気を吸って、どんな水を飲んで、どんな場所で眠るのか。
それによって私たちは元気にもなるし、病気にもなる。
人間の適応能力はすごいので、
環境にあわせて、どうにかこうにか機能してくれるのだけど。
知らず知らずのうちに処理しきれない、循環しきれないものを溜め込んでしまう。
日々蓄積していく疲労に気づくことすらなく、エネルギーが低下してしまう。
当然、心身のパフォーマンスも落ちていく。
本来の自分の力を発揮できていない状態になってしまう。
そんな自分を、「ダメだ」と責めたり、
「もっと頑張らなくては」と追い立てたり。
悲しいかな。なんて無駄な努力なんだろう。
人の状態は、環境に左右される。
そして、その環境に影響された自分が、自分の環境を創り出している。
いい環境に身を置けば、エネルギーの高い状態の自分になれる。
いい状態の自分でいられれば、いい環境を選んでいける。
逆もまたしかり。
悪循環にはまってしまったときに、その環境の中で頑張ろうとするのではなくて、
まずは環境を変えることに力を注ごう。
そのひとつの方法が、自然の中でのリトリートなんだと思う。
もちろん、日々の暮らしの本拠地を最善の環境にととのえるのがベストです。
でも都心に暮らしているだけで、すでに否応なくハンディを負っていることも確か。
半径100メートルに誰もいないゆったりとしたスペースで、
木々に囲まれて眠ることは難しい。
だから私は定期的に旅に出て、自然のなかに還る時間をとっているのだと思う。
ととのえよ。
身体と心とエネルギーを。
自身をとりまく環境を。環境を所与のものとするな。
環境は自分で創り上げている。
と同時に、その環境に影響をされている。与えられた状況を信じ、委ねることと、
環境に流され、囚われることは似て非なることだ。今、自分が身をおいている環境は、
本当に自分にふさわしいものだろうか。「めんどうくさい」に負けてはいけない。
環境を整え、身体と心をコンディショニングすることこそが、仕事だ。
それを投げ出すな。そのために行動をすることだ。
自分の寝起きする場所、
口にする食べ物や言葉、
身につける衣服。大いなる流れの中で与えられた役割を果たしていくためには、
小さな日々の選択の積み重ねが土台となる。
ツリーハウスで寝泊まりしているときに、受け取ったメッセージです。
現地のオーガニックストアで素敵なノートを見つけて、
気づいたこと、inner voiceを書き取っています。
![](https://i1.wp.com/suzukiasako.wp-x.jp/wp-content/uploads/2018/09/img_2544-225x300.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
(次につづく)
<カウアイ島リトリート体験記>
(1)地上の楽園 Lazy Farmer Raunchのツリーハウスで眠る。(★この記事★)