女性らしさを演じるのはやめにしよう!

一見、とてもフェミニンに見える女性たち。テキパキ仕事もできて優秀な上に、見た目もおしゃれで、周りへの気遣いもできて、笑顔も素敵で明るい。
働く女性のお手本のよう。

でも、もしかすると優雅に湖面に浮かぶ白鳥の水掻きのように、
そんな自分を(ほとんど無意識に)演出しようと、人知れず水面下でものすごい努力をしつづけているのではないだろうか?

自分が女性という立場にあることをわきまえた上で、
あるときは男性以上に男性性にアクセスして戦略的、計画的に物事を進めながら、
外面には柔らかさや優しさを身にまとって、、、

あっぱれ!と思う反面、やるせなさでいっぱいになります。

そんなの全部やめて、おおもとの自分のエネルギーの源(Source)に繋がることを選ぼうよ!!!
と声を大にして言いたくなるわけです。

本来の自分らしいフェミニンを自然と体現していくことと、
もともとのバランスからすると男性性過多な状態に、さらに世間が期待する「女性らしさ」の鎧を身につけることは、全くの別物。

一見同じように見えても、本人の体感が180度違いますし、
はたから見ていても、やはりその違いは伝わってくるものです。

AFPクラスに来ていただく働く女性のみなさまは、多かれ少なかれ、
意識的にせよ無意識的にせよ、自分を演出して、仕事モードの自分にギアチェンジをしています。
(私も、もちろんそうだと思います)

そしてAFPのワークで、
ただただ等身大の自分のフェミニンエッセンスに繋がるという体験をすると、
普段はいかに自分を「盛ったり」、演出をしたりすることに多くのエネルギーを消耗しているのか気づく。

そして、口々におっしゃるのです。
「そりゃあ、いつもは疲れるわけだ」と。

男性性をフル稼働しながら、「女性らしい」きめ細やかな配慮やムードメイキング、それらの努力を悟られないように、自然に嫌味なく見せるためのさらなる演出。
涙ぐましい努力です。

それなのに、どこか無理や疲れがにじみ出てしまう・・・。

本当に、もったいないです。

すべての演出を辞めて、本来の自分自身のホームにくつろいだとき、
その状態を保つのに何の努力や頑張りもいらない状態になったときこそが、
もっとも魅力的であり、能力が最大限発揮されるときなのです。

「人とうまくやっていくためには演技が必要だと信じていたので、
演技を辞めたほうが自分らしさが出るというのは衝撃的でした」
と先日の参加者の方がおっしゃっていました。

「女性活躍推進」の掛け声のもと、企業や自治体でもますます女性リーダーが求められていますが、
女性が何重にも演出を重ねて装備しないとやっていけないような環境では、スムーズに進まないのは当然です。

女性だけでなく、男性も同様の苦しさを感じているでしょう。

奇しくも、
AFPティーチャー仲間の安部みのりさんが、近日、企業の女性活躍推進部門の方向けにAFPの研修体験会で講師をつとめます。
これまでは、女性個人が自分の幸せのためにとAFPをご体験いただくことが中心でしたが、
新しい時代の女性リーダーシップのあり方が急速に広まっていくであろう今、
企業でもAFPのエッセンスを活用していくフェーズに入ったのだと思います。

6月23日(金)14:00-17:00(新宿区四谷にて)
「個と組織の最大幸福化」を掲げる人事経営コンサルティング・人材研修会社の株式会社グローセンパートナー主催
「女性らしいリーダーシップのあり方」
http://www.growthen.co.jp/seminar/20170623/

当日は私も講師のサポートで参加させていただく予定です。
企業の女性活躍推進部門ご担当者のほか、人事担当者や、女性活躍推進をしたいと思っている女性管理職や管理職候補の方のご参加も歓迎です。

まずは女性自身が、いかに自分ではないものを「演じて」いるかに気づき、
勇気を持ってそれを辞めてみること。
ありのままで、周りから尊重され、変化に影響を与えていく自分になることを選んでいく。

“be seen, be heard, inspire change ”

自分自身の本質に正直に生きる時代がはじまっています。

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