恐れと共に一歩踏み出す

思い返せば、人生の転換はいつも小さな「決心」から始まっていました。

薄々気づいていた「本当は、こっちに進む方がいいんだよね」という方向に舵を切る決心。
現状を維持しておくほうが楽なことが多いし、方向転換はリスクがあります。

でも、やっぱり!と勇気を出して、一歩。

人生を大きく変える「決断」をする前に、
私たちは無数の小さい決心をして、ひとつずつ行動に移していきます。

あの一言を切り出すのに、手に汗、心臓バクバク、声が震えちゃう、、、
このメールを一本送るのに、なんども文章を書いては消し、深呼吸をしてえいっと送信ボタンを押す。

そうやって、
きゃ〜!!
とためらう自分のまま一歩踏み出すのです。

AFP創始者のレイチェル・ジェインが、先日、日本向けのライブ動画配信で、恐れや不安についてメッセージを伝えてくれました。

AFPでは、一歩踏み出すために、自分の恐れと向き合うことを、いろいろな形で扱っていきます。AFPでは、決してその恐れをなくそうとか、そういうことを頑張ったりはしません。その恐れに気づいていく、認めていく、そしてその恐れを抱えながら進んでいきます。

(中略)

今起きていること以上に未来に向かって大きく映してしまう。そのことが、私たちをすごく苦しめる。でも、みんな持っているものなんです。

何か新しいものを始めようとしたり、何かが起きたときに、自分の中のマインドが、もういろんなことを言い始めるわけです。こうなるんじゃないか、ああなるんじゃないかって。まだ起きていない未来の方に先にいってしまう。

それほどの恐れが起きるのを目の前にしているということは、その望みは自分の中の源、ソースからやってくる本当の望みであり、すごく真の望みである可能性が高いということです。
なのに、その起きていないことを心配することで、それを抑えてしまったり、恐れの方に力を与えて止めてしまったりする。

そうすると、そのことが引き金となって鬱になっていってしまったり、自分の人生が上手くいかなくなっているという風に感じ始めたりする。それは当然なんですね。
なぜなら、せっかく自分の中の呼び声が、本当にしたいことに向かってあがってきて、その声が聞こえているのに、恐れの方を重視してしまうことでそれを止めてしまうと、それでは元気はなくなっていきますよね、ということです

(中略)

決心をし、恐れでそれを止めてしまうということが、どれだけ自分を痛めつけているか。そのことで他の人は誰も私たちを傷つけない、自分でどんどん自分の本当の声を聞かないで実現しなくなっていくので、自分自身をどんどん痛めつけていくということになっているんです

*動画と全文書き起こしは、こちらからご覧いただけます。
http://www.afpjapan.com/live/2017_4_20.html

恐れにフォーカスして、自分の真の望みを封じてしまうことは、自分を痛めつけること。
本当に、その通りだと思います。

私が、AFPのワークで素敵だなぁと思うのは、大きな勇気がいる小さな一歩を踏み出すとき、女性たちが互いに愛をもって見守るところ。

その人の本来の力を信頼して、ただ見守る。
見守られている安心感の中で、一歩、踏み出す。ひとこと、声に出してみる。

その瞬間、私たちは、本来の自分とつながります。

その瞬間、私たちは、とても美しくパワフルです。

生身で傷つきやすい自分のまま、世界にハートを開いたとき、
必ず、それは周りの人に影響を与えます。

何も、人生の一大事をいきなり決断しなくていいのです。
まずは、小さな決心から。

それは、誰かに何かを頼むことかもしれないし、
気の進まない誘いを断ることかもしれない。

その決心の積み重ねが、自分らしい人生を創りあげていきます。

新しい世界への鍵は、いつだって、あなたの手の中にある。
The Choice is Yours.
どうか、恐れではなく、真の望みの方に力を与えてあげてほしい。

私自身のコアメッセージです。

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