繊細でディープなテーマなのだけれども、語弊を恐れず書いてみます。
「人間としては尊敬できるけれど、オンナとして魅力を感じない」
そんな言葉に傷つく女性をたくさん見てきました。
他方で、周囲から性的な対象としてばかり見られ、人格を大切にしてもらえずに傷つく女性もいます。
事象は違うけれど、これはコインの表裏ではないだろうか。
私たちは、オンナであり、同時に人間であり、セクシャルな存在であり、尊厳ある人格をもつ存在である。
女性として、人間として、
与えられた身体や意識の性を謳歌することや生殖によって命を繋ぐこと、性別を超えた普遍的な繋がりや信頼、慈愛の心をもって人と関わること、
どれも大切なことです。
ヨニとは、サンスクリット語で女性の生殖器をあらわす言葉で、創造(生み出す)をする神聖な場所という意味合い。
ハートとヨニは、本来繋がっていて、ハートで感じる愛とヨニで感じる愛は一体のものなのです。
だけれども、多くの女性がハートとヨニの分断で傷つき、痛みを感じている。
ハートで通じあっている人と性的には満たされなかったり、
セクシャルな結びつきで満たされても、人生を共にしていく信頼関係を築けなかったり。
愛する人との間で不妊であったり、刹那的な関係による望まない妊娠をしたりすることの痛みも、ハートとヨニが断絶していることの痛みと言えるかもしれません。
女性性を滋養するArt of Feminine Presence のワークでは、
ハートとヨニの分離を癒すエクササイズも充実していて、
センシュアルな要素を含む女性としての魅力、官能的な美しさが磨かれると同時に、愛する人たちと慈愛に満ちた繋がりを築いていくことを助けてくれる。
とにかく女子力アップ、モテるように!という類のものではないし、かといって清く美しい思いやりの心を育む、というものでもないのに、結果として、両方整ってくる。
まずは女性自身が、ハートの欲求とヨニの欲求を、両方、否定せずに認め、許していくことからはじめていきませんか。
ハートとヨニが繋がったとき、女性は自分自身と繋がり、美しく内側から開いていくのです。